視覚障がい・ロービジョンの方やご家族からのよくある質問にお答えします。

眼の病気になったら眼を使わない方がよいのですか?

過剰な光は一部の病気にはよくないですが、通常の読書、テレビ鑑賞などは問題ありません。眼の病気になったときに「眼を使うと病気が悪化してしまう」と気にされることがありますが、心配の必要はありません。重要なことは適切な治療と定期検査の継続、そして生活習慣の改善です。今の視覚を大切にしながら日常生活を送りましょう。

眼が見えにくくても楽しめる趣味はありますか?

拡大鏡や拡大読書器などの補装具や点字図書・音訳図書を活用することで読書を楽しむことが可能です。視覚障がい者用のオセロや将棋、トランプなどのテーブルゲームも市販されています。ご本人の代わりに本を読んでくれる代読サービスなどもあります。
また、視覚障がいの方が楽しめるさまざまなスポーツがあります。マラソンや水泳、柔道、ゴールボールやブラインドサッカーなどを楽しんでいる方が多くいらっしゃいます。

マラソンしているイラスト

視覚障がいについて相談できる窓口はありますか?

眼科医に相談すると、ご本人の眼の状態に合わせて必要な支援やサービスへの橋渡しを受けられます。通院している医療機関で相談してみましょう。また、お住まいの市区町村の役所や福祉サービス窓口で相談事業を行っていたり、日本視覚障害者団体連合でも電話・来所・電子メールなどでの相談を実施しています。全国各地にある視覚障がいの患者会や支援団体と連絡をとるのも一案かもしれません。

窓口に相談しいているイラスト

拡大鏡や拡大読書器などの補装具はどれぐらいの費用が必要ですか?

身体障害者手帳を取得されている方は購入費の一部が補助される場合があります。また、障害者手帳をお持ちでなくても、「加齢黄斑変性」と診断され、障害支援区分の認定を受けた方は、障害者総合支援法によって補装具費の支給が受けられる場合があります。
さらに、補装具の補助以外にも、視覚障がいの方が利用できるさまざまな支援制度があります。ヘルパーの方が家事援助を行う居宅介護・訪問介護、移動支援と情報提供を受けられる同行援護、自立訓練や就労移行支援、日常生活用具の給付・貸与、医療費の減免など多様な制度が存在します。市区町村の窓口などに相談しながら活用しましょう。

  • 補助の条件や金額などは自治体にお問い合わせください。

詳しい情報は、「医療費助成や視覚障がい支援のこと」をご覧ください。

監修 名古屋市立大学大学院医学研究科視覚科学 教授 安川 力 先生(2022年5月作成)

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