網膜(もうまく)の外側がもろくなって、ひび割れができる病気です。
特に「黄斑(おうはん)」という部分に血管が新しくできると、視力低下につながります。

網膜色素線条とは

眼の奥には、視覚の情報を認識する「網膜」という薄い膜があります()。中でも、網膜の中心部にある「黄斑」は、ものの形や色、大きさなどを見分ける特に重要な部分です()。

網膜色素線条とは

網膜の外側にある膜(ブルッフ膜)がもろくなってひび割れが起き、茶色の線のような変化(線条)がみられる病気が、「網膜色素線条」です。
病気の範囲が黄斑まで広がったり、新しい異常な血管(新生血管[しんせいけっかん])ができて、出血したり、血液成分が漏れ出たりすることで、視力の低下につながります。

網膜色素線条とは